中国産のかんぴょうが、大幅な価格上昇をしております。
主な原因と致しましては、生産量の減少による品不足、中国国内のインフレによる賃金、原材料の値上がり等が考えられます。

生産量の減少に関しましては、かんぴょうの生産は中国の東北三省（遼寧省、吉林省、黒龍江省）で生産されておりましたが、近年は遼寧省では、換金率の高い野菜や果物への転換が進み、北部の黒龍江省へ移行しており、生産量も減少傾向にあり、加工場所、出港場所が遼寧省にある為に、輸送費などもコスト増に影響をしております。
また、本年度は、旧物かんぴょうの在庫がないという見方から、新物かんぴょうを確保しようとする仕入の動きが活発になり、さらに仕入価格が状況を続けており、昨年の相場の2倍以上での取引も行われている状況です。

中国の経済成長に伴い、大連市労働局より社員の最低賃金の通達があり、人件費のコストが大幅に上昇をしております。
また、加工に使用する原材料に関しても大幅な値上がりをしており、原油高による運賃コストの上昇、石油製品を使用した包装資材などすべての物が上昇をしており、それに伴い製品価格も上昇をしております。
弊社におきましても、コスト高抑制のあらゆる万策も尽き、やむなく価格改定を行わざるをえない次第でございます。
価格に関しましては、各営業よりご連絡をさせて頂いております。

何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い申し上げます。