助六寿司の名前の由来に付いて
助六寿司の名前の由来は?
歌舞伎の演目の助六所録江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)の通称で、主人公の名前でもある『助六』に由来する。
助六の愛人は吉原の花魁で、その名を『揚巻(あげまき)』という。『揚巻』の『揚』を油揚げの『いなり寿司』、『巻き』を海苔で巻いた『巻き寿司』になぞらえて、この二つを詰め合わせたものを『助六寿司』と呼ぶようになったそうです。
昔はお寿司屋さんで『きず』と呼ばれていたかんぴょう、昔は関西の木津川の流で多く栽培されて有名為に、『きず』と呼ばれていたそうです。
お寿司屋さんの業界用語で、お醤油はむらさき、お茶はあがり、と呼ばれるように、昔かんぴょうは『おかる』と呼ばれていたそうです、これはやはり、仮名手本忠臣蔵の悲恋『お軽勘平』の物語の主人公の勘平をかんぴょうに見立てて相手のお軽の名前を呼んでかんぴょうの隠語となったそうです。
昔は太巻きはなく、巻寿司はかんぴょう巻しかなかったので、巻寿司と言うとかんぴょう巻の事を指していたそうです。
かんぴょうは漢字で書くと干瓢干した瓢(ふくべ)、とちぎの産地ではかんぴょうの果実の事をふくべと呼びます。
ちなみに英語では、
Dried gourd shaving
ウリを削って干した物と言う意味です。
かんぴょう・味付けかんぴょう専門 株式会社 小野口商店