栃木県干瓢入札会は8月26日総会および作柄意見発表会を開催した。‐略‐
「今年も国内産は豊作とは言えず、中国産も去年の倍の価格で大変な年になるだろう。
困難な時こそ連絡を密にして切磋琢磨していきたい。」と述べた。‐略‐
また、中国に工場を構える小野口商店の小野口裕一郎社長が中国産の近況を報告。
それによれば、今年は不作による相場高に加えて品質がいまひとつ。
ヒネ在庫も少なく、新物の加工開始から価格が上昇した「車で現金を持って農家に買い付けに行く日本の惣菜業者もおり、競争になっている。
特に二級品があまりない。
収穫が少ないので生産者は強気だ」(小野口氏)。
従来18元ほどで買えた新物が40~50元で買われたケ一スもあるという。今後さらに値上がりするのは確実で、需給の逼迫感が強りそうだ。