お楽しみさまです。
先日、青森県恐山へ行って参りました。
比叡山、高野山とともに、日本の三大霊場の一つに数えられている青森県むつ市にある霊場、恐山。別名”宇曽利山”とも呼ばれています。開山は862年に、慈覚大師円仁によると伝えられています。天台宗の修験道場として栄え、1457年いったん廃寺となりましたが、1530年に再興されました。立ちこめる硫黄臭と亜硫酸ガスで岩肌が焼けて、この世の風景とは思えないような幻想的な地形に地獄と極楽を垣間見ることができると言われております。
宿坊に泊まらせて頂きましたが、亜硫酸ガスのために電化製品が持たないそうで、テレビも冷蔵庫もございませんでした。夜は窓は必ず閉めて、朝は必ず窓を一度開けるようにとの指導がありました。朝のお勤めはご本尊さまへのご挨拶と願掛けをして、別堂へ移動してご先祖様へのご供養をさせて頂きました。ありがとうございました。合掌